ワタシの執事サマ
私はケータイをとりセイナの電話番号
を探す

あった…

セイナに電話しようかな…
でも私から電話しても良いのだろうか

セイナを傷つけた私が…

まだ秀二のこと好きでいるかもしれない

「まだセイナ様のことお思いになられますか?」

「うわぁ!!」

ケータイを後ろから覗かれ変な声を出す私

「そんなにびっくりされないでくださいよ」

ニコリと笑みを出す秀二

…でも勝手に部屋入らないでよね

「もうセイナが来なくて2ヵ月…
さすがにこんな私でも……しっ…心配で…」

そんな言葉を言うのに時間がかかる私
をまた優しい笑みで頭を撫でてくる

「お嬢様もご立派になられました」

優しい笑みに私の身体全体は熱くなったような気がした

「フ…フン!わっ私は前からこっこんなのよ!」

私は秀二からそっぽを向く
< 139 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop