ワタシの執事サマ
「よぉ~ッス!富ちゃん!」

朝から元気よく肩に腕を回してくる
梅津さん

「おっおはよ…梅津さん」

「ええ!?まだウチのことそんなんで言ってんの?
梅ちゃんでええよ?」

ほんとに元気だな…
この子……

その時

「おはよーございますアヤコっ」

後ろから声がする方向に目を向けると
そこには珀が立っていた

「珀ッ!?」

珀って言うことは…もしかして…

「セイナは?」

珀が私たちのほうにやって来た

「残念ながら俺だけだよ」

梅ちゃんは不思議そうに私たちを交互に見る
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