ワタシの執事サマ

「まぁ明日からセイナは来るから」

「ほっほんと！？」

「ああ、セイナはまたいつもの毎日
に送れるかどうか心配してるからよろしくな」

「うん」

そっか…良かった
またセイナと話せるんだね

「まだセイナは秀二のこと好きでいるの？」

「そのことはまだ分からない
あれから秀二とのことは話してないからな」

そっか…
もしかしてセイナはこの話に
ふれてほしく無いのかもしれない

自分から話さないようにしないと……

「そのことだけ話にきた
もうセイナが心配だから帰るわ」

私達は別れをつげた

珀はセイナのことほんとに大切に思ってるんだな……

もしかして珀はセイナの事を…

「何や！？あの王子様は…
富ちゃんの知り合いか？
まさか秀二さんと二股しぶっ！！」

私は大きく張り上げる梅ちゃんを
口を手でふさぐ

「そんな事あるわけないでしょ！？」

誤解されたらどうすんのよ！！
また変な目で見られるじゃないのよ！！
もう見られてるけどっ！！

「わがっだがらはなじでぇー」

ハッと戻り私は梅ちゃんから手を放す