ワタシの執事サマ
そして時間が経ち昼食のときには
智也のことなんて考えてもなかった

「アヤコ!」

昼ご飯を食べようと屋上に向かう途中
誰かに呼び止められる

この声は…
智也だ

「一緒に食べようぜ」

智也が私の肩をポンと触る

「ちょっと!!やっやめてよっ」

触られたとたん
あの時の事を意識してしまい
顔に熱が上がる

「はぁ?意味わかんねーよ
こんなことぐらいで嫌がんなかったじゃんか」

私はムッとなり智也に顔を向ける

「お前…顔真っ赤じゃねーか…
もしかしてあのときの事……」

「はぁ!?」

そのとき智也はニヤリと妖艶に
笑う

智也は次第に私に近づいていき
私は逃げるように後ずさる

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