ワタシの執事サマ
「楽しくお話してる最中スミマセンが
後、5分でチャイムなりますよ?」

秀二が苦笑いしながら私たちに言う

私はその言葉に我に返る

「やっば…」

私達は顔を見渡し頷き合って
教室に向けて全力で走った

やばいやばいやばい!!!!!!!

2年生の教室は校舎内の
一番奥で一番遠いのに!!

「二人遅い!!あの先生
遅刻にかんしてはうるさいから!!」

一番先頭を走ってる梅ちゃんが顔を
少し私達に向けしゃべる

「知ってるわよ!!!」

私は梅ちゃんみたいにスポーツマン
じゃあるまいし……

私の後ろ側には小柄なセイナが
苦しそうに走っていた

「がんばって!もう少しだから」

私の学校では8時半までに教室
に着いとかないと遅刻になってしまう
< 164 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop