ワタシの執事サマ
「ねぇ」

隣にいたセイナが私の腕を
ツンツン突く

「ど…どーした?」

セイナがどこか恥ずかしそうに
私を見つめる

「えーとね…これ渡そうと
思ってたんだ」

そう言って
こそこそっとセイナが私に
可愛くトッピングされた
包み紙が表れる

「え?私に?」

うんと言うように
コクッコクッと何度も
頷くセイナ

「ありがとー!!
あけていい?」

セイナから了解を得て
包み紙の中を取り出す
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