ワタシの執事サマ
だからこうして
友達とストラップを
おそろいのを持ってる私は
嬉しさと幸せを感じさせた

もうこの歳になって
子供臭くても
こんなに涙が出るほど
嬉しいと思ったのは初めてだった

私は必死に泣かないよう
歯を食いしばり
笑顔を見せた

こんな私のために…
私とセイナの二人だけのストラップ

私もケータイにつけ
セイナに見せる

「あー!!!」

急に梅ちゃんが大声を上げるもんだから
ビックリして梅ちゃんの顔を見る

梅ちゃんもポケットから
何かを取り出す

ホラッと梅ちゃんもケータイを
取り出す

そこにぶら下がっていたのは
またまた色違いのくまちゃんが
顔をだしていた
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