ワタシの執事サマ
サプライズとかして
秀二を驚かせたかったのに

今から聞いたら
もう速攻バレてしまう

とその時
テーブルに置いていた
ケータイが震え
私の大好きな曲が部屋に響き渡る

ケータイを開き
誰からか名前を確認

セイナからだ

私はボタンを押し
ケータイを耳のほうに持っていく

「セイナ?どーした?」

セイナが電話するなんて
珍しい

「どーした?じゃないよ!
後、4日だよ?なんにも用意
出来てないでしょ!」

ケータイの奥から
甲高い声が聞こえる
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