ワタシの執事サマ
秀二は振り向き
優しい笑みをかけた

「手繋ぎましょうか」

てつなぎましょうか

…つなぐ

…つなぐ

手を?

ウソー!!
いいの!?

さっき諦めてたのに
もしかして私の心
分かっちゃったのかな

すごい嬉しい

真っ赤になる私は
下を向いてコクリ頷いた

グローブをはめてない
秀二の手が私の手に伸びる

秀二の手が私の手に触れる
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