ワタシの執事サマ
「早くここに座って!
火をつけるから」

秀二はいまだに動かないから
無理矢理にソファーのとこで
座らす

「あのね
今から4日前にね秀二のケーキを
作りたくてセイナの家で特訓してたんだ
でもね私不器用だから
上手く作れなくて…

でも秀二を喜ばせたくて……

けっこう時間かかってつくったんだ
もしかしたら美味しくない
かもしれないけど

食べてほしくて…」

秀二を見ると
秀二の瞳から一粒の涙が
流れていた

「俺の…ために…」



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