ワタシの執事サマ
「お誕生日おめでとう」

私がニコリ笑うと
秀二は私を優しく包み込む

「俺…心配だったんだ
理由も言わないでセイナの家に行くし
次の日は泊まるとか言うし

もしかしたら向こうの執事のこと
好きになったのかと思って

そしたら止まった日の次の日
あの執事と出て来るし……

セイナが俺のものじゃ無くなるんじゃないかって…」


だから私がネクタイ買うとき
私をハグしたんだ

「違うよ…
全部秀二のために…」

私も涙を流してる
秀二を強く抱き寄せた

ごめんね…
ここまでの間
不安にさせてて
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