ワタシの執事サマ
「きゃー
また大人らしくなっちゃってぇ!!
私がいない間なにかあったわね」

そう言って
母は私の体を触る

…何で?何でここにいるの?

「あの…お母様…」

私が口を開いた途端
母の人差し指は私の唇に触れる

「なんて言おうとしたか分かってる」

母の唇の先が上につる

母がフフッと笑い私の顔の方に
母の顔が近まる

「あなたを連れにきたのよ」

連れに…きた?

「あ…あの何言ってるか…」

母は綺麗な茶髪のロングヘアーを
揺るがし大きな窓に近寄る

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