ワタシの執事サマ
「フランスに行けばいいのも
結婚相手の事も…」

「アヤコ様…」

私の震えた身体を秀二は後ろから
抱き締めてくれた

秀二の温かさが伝わってきたような
気がした

「俺…アヤコ……守るから」

私の耳に近づきかすかに
聞こえた秀二の甘い声

今では私の震えた身体を
落ち着かせてくれた

「私…秀二大好きだから
………だから」

だから…守りたい

私が秀二を守りたい
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