ワタシの執事サマ
秀二は行きたいって言ってたけど

来てほしくなかった

秀二の顔を見ると本当に
悲しくなるから

また一歩踏み出せない気がするんだ

だから無理矢理でも
来ない様に言っておいた

秀二と会うのはまた数年後


「そっか…」


「うん……
セイナ…本当に今までありがとうね
色んな事あったけどセイナは最後まで
私の見方でいてくれた

嬉しかったし感謝してます」

「ううん……
感謝するのは私だよ…

私…アヤコがいてくれたから
また違う自分になれた

また強くなれる気がしたんだ」

「梅ちゃん…
梅ちゃんは短い間だったけど

たくさんの勇気をもらいました
ありがとう」

「うう…

何言ってんねん!!

そんなもんあげた覚えないしぃ…」



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