ワタシの執事サマ
――――

あれは…

「秀二…」

私の愛する人だ…

見間違えるハズがない

絶対秀二だ…


秀二は私に気付いてないのか
ホールの2階でベンチに座っていて
秀二は下を向いていた

来るなって言ったのに……



でも怒りより

嬉しさが湧いていた

来てくれたんだ

でも秀二はいくら私が見詰ていても
こちらに気付いてくれること無く

下を向いたままだった
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