ワタシの執事サマ
そのとき

「アヤコ…会いたかった」

強く掴まれた腕は男の体の方に
吸い寄せられ

抱き締められる

まさか…これは…




………秀二?




抱き締められ後ろを見る事の出来ない私は
何も言えず

ただただ
体が固まるばかりだった

でも本当に秀二だよね


私の愛する人…
声もあの時と変わってない

「秀二なの…?」

やっと言葉に出た声は
震えてて

嬉しさでたくさんだった
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