ワタシの執事サマ
そして秀ニは小さな箱を私に向ける

私は受け取り
箱の中を見る


その中には指輪が光りながら
とどまっていた


一一一一一ウソ


私は口を塞ぎ

秀ニを見る

秀ニはまだ真剣な表情をしていた


何から言おう……

嬉しさのあまり声が出ない

声の代わりに涙が出てきてしまった…


涙のせいで綺麗な滑走路の
サイドに光っている光がまた
綺麗に見えた


もう私にはこの人しかいない…

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