ワタシの執事サマ
「秀二ってほんとかっこいいね」

セイナは頬を赤くして言う

なんで今、そういうこと言うのよ

「秀二ね私のために何でも
してくれるんだ!
私がしてって言ったことを全部」

ズキン…

そんなの当たり前なのに…
執事なんだから…

「秀二ね…」

これからの事は聞こえてこなかった
というか聞きたくなかった

でも秀二の名前だけはちゃんと
しっかり聞こえてきた

「秀二って気安く呼ばないでよ!!」

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