ワタシの執事サマ

低い声で俺を睨むように見る

「なんだよ？俺がアヤコって言うのが
気に入らねぇーのか？」

俺は少し鼻で笑ってやった

「お嬢様が良いっておっしゃるなら
いいが勝手に気安く呼ばないでくれ」

「本当にそれがお前の
言葉なのか？」

アイツは答えない

「だったら俺がアヤコに何をしてもいいよな？」

鼻で笑い俺は秀二に睨むように笑った

でもアイツは冷静に俺を睨む

「付き合った中であんな女は
初めてだ。
結構俺はアイツに興味がある」

そう言ったとたん
秀二は俺の顔にめがけて殴ろうとしていた

パシッ
俺は片手で受け止める

「一応俺も執事だからな」

俺は秀二にニヤリと笑う