ワタシの執事サマ
でも次の瞬間私の心は冷たく冷えた

でもそれは私の執事だからだよね……

小さい頃から私を守ってくれた

それがもう習慣になってるからだよね

そう思うと急に悲しくなった

「よし、珀戻るよ」

私は激痛を抑え
平然に見せた

そして私はセイナを見た

そこにはとても悲しそうにしてる
セイナの顔が見えた

今にも泣き出しそうだった

「ほっほらセイナのとこ戻ってきたあげなさいよ
私は珀と戻るから大丈夫」

これしか言えなかった

だって本当はまだ一緒にいたかったから

でもセイナも心配
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