ワタシの執事サマ
私は腰を抑え自分の車に戻ろうとしたら

私の右手が誰かに掴まれた

後ろを振り返ると秀二が私の手を引っ張っていた

「いいえ今はお嬢様の方が大事です
今日は私が看病をさしあげます」

私の方が…大事…?

何回も私の頭の中で秀二の言った
言葉がくり返された

私は思わずにやけそうになる

我慢我慢!!

私は秀二に握られた反対の手で頬を触る

にやけてないよね…?

でも次は頬に触っていた私のてが
誰かに握られる

「いや…俺がアヤコを落としてしまったんだ
俺がする
お前は今セイナの執事だろ
セイナのとこにいっとけ」

二人は私をはさんで睨み合っていた

なんなの!?
この状況…
< 67 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop