ワタシの執事サマ
「ねぇ秀二…
今日一緒にお風呂入る約束したでしょ?」

気が付けばセイナは秀二のもう片方
の手をセイナの手で包み込んでいた

しかも上目目線だし!!

これは女の私でもキュンときてしまった

こんなの男である秀二に見せたら
一発じゃないのよ!!

しかもお風呂はいる約束ってなによ!!

なんでそんな約束してんのよ!?

私とでも一緒に入ったことないのに…

一気に私の複雑な思いが詰め込んできた

なんで??
こんなのセイナと入るなんてヒドイじゃないのよ!!!

ドンッ!!

気が付けば私は秀二の胸を力強く押していた

「早くセイナのとこ行ったら?
今は私の執事じゃないんだから偉そうなこと
言わないでよバカッ!!」

ハッ!
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