ワタシの執事サマ
「やっとここまできてアヤコから
秀二を奪えると思ったのに!
何であんたが来るのよ!!!」

セイナは叫ぶ
もう狂ったかのように

セイナは化粧台に向かい
何かを取り出している

「あんたを殺してやる…!」

取り出したものはカッターナイフだった

「秀二は私のもの!」

そう言って私に向かって走ってくる

これが…セイナの本当の姿?

あの子動物みたいな可愛いセイナ
じゃなかったの?

怖い…セイナが怖い…

私の足はガタガタと震えていた

「死ねぇ!!!!!」

グサッ
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