ペテンな彼氏
 私は心にある言葉を噛み締める。


 両思い・・・

 何か私が恭真さんを認める(?)って何か変・・・
 恭真さん、そんな柄じゃなさそうなのに・・・


 って、何考えてんだっ・・・!
 恥ずかしい、恥ずかしい、もう考えるのやめよう・・・

 「あ、都だ!おっはよー良く寝れたー?寝れたも何もないかー」

 塁さん、元気だな・・・。

 「うっさいよ、塁」

 「おい俺年上なんだけど」

 いつもの風景・・・でも、ちょっとだけ見方が違くなってくる。

 「・・・あれ、姉ちゃん何で顔赤いの?」
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