ペテンな彼氏
 「夏杞!」

 塁さんと都の声がきこえる。

 それを無視して、夏杞さんはこっちを見てた。


 「行ってみな。俺らはしらねえよ」


 私は、力強く頷いた。

 廃校と言ったらこの町では一つだけ。



 
 ・・・よし、今度は、私の番だ。
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