ペテンな彼氏
 私は勢いに乗って外へ出る。
 勿論場所も知ってるんだけど・・・


 何か今頃になって怖くなってきた・・・
 


 恭真さんでも勝てない相手。
 その相手と、私はいったい何が出来るというのだろう。

 でも、駄目。絶対にやってやる。

 そうこう考えてる内に、廃校の倉庫が見えてきた。


 私は、そっと息を落ち着かせる。


 でも、あれ?何か静かじゃない?
 ううん、まさか。恭真さんがやられたんだからもううるさいも何もないし。

 私はそっと倉庫へ近づいた。
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