ペテンな彼氏
 俺は声のした方を振り向く。

 全員がほんの少し体を緩めて、弓亜の方を向いていた。



 見ると弓亜は、俺が守っておけと言った護衛に・・・

 殴りかかられてた。



 「・・・は?」

 は?

 弓亜は殴られ続けていた。
 護衛に。
 よりによって護衛に。
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