ペテンな彼氏
 隼斗は都と夏杞と戦っている。



 夏杞が薄笑いしているのを見れば、援軍はこいつが呼んだんだな。
 予備つけといて良かった。



 「こいつらに援軍はあんのかよ?」

 「いや、それね、無かった」

 「はぁ?」


 

 「思ったよりでっかいチームになってきたんだよ、この文房具チーム」



 よりによって塁に説得されるとは・・・。

 けれど、これを見れば、一目瞭然だった。


 最近の抗争は、チーム不動の中の抗争だった訳だ。
 
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