ペテンな彼氏
 「ぐっほぉお」

 不意に呻き声がして、私はそちらの方に視線を向ける。

 倒れた金髪ヤンキーの上で見下ろしてるのは、間違いなく恭真さんで。


 「雑魚じゃねぇか」

 そうぼそっと恭真さんは呟くと、倒れた金髪ヤンキーを蹴り飛ばした。



 ・・・怖っ!
< 94 / 180 >

この作品をシェア

pagetop