バケバケ2




早月は、本気で洋子を思っている。


あの時、俺を命がけで庇った。


早月がいなかったら、俺は死んでいたかもしれない。







きっと洋子は俺といるよりも…








「そろそろ帰ろう。早月も休みたいだろうし。」


俺と洋子は病室を出た。


外は綺麗な夕焼けで…


帰り道、俺は洋子に話すことにした。


俺が今日決めたことを。










「洋子、聞いて欲しいことがあるんだ。」






















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