君の安眠枕は私の…!?
「夢李ちゃん?大丈夫?」
大丈夫なわけないでしょ?
男の子に接触されるの慣れてないんだってば!
それなのに…
いきなり胸枕を要求されても…
「んー…わかった」
私の反応を見た雪田くんが言った
「とりあえず、今日はこれで我慢する」
これってなに?
私がキョトンとしてると、雪田くんが床に座って手招きをした
「おいで?」
「ぅ?」
意味がわからない
でも、とりあえず言われた通り側に行く
すると…
「ひゃふっ?!」
腕を引っ張られて雪田くんの腕の中に…
熱いっ!
顔から火が出そう!
「スー…スー…」
私が一人でパニックを起こしていると、聞こえてきたのは規則正しい寝息…
あぁ、なるほど…
私…抱き枕にされたんだ