君の安眠枕は私の…!?

遠くでチャイムの音が聞こえる
そして、ポケットに入っている携帯の振動も感じる


「夢李ちゃん…」


私を呼ぶ声も聞こえる


「夢李ちゃん、起きて?……チュウしちゃうよ?」

「っ?!」


その言葉に覚醒


「なんだ…起きちゃったの?」


そりゃ、起きるでしょ


「…あれ?今、何時?」

「んー…もうすぐ14時?」


…14時?
ってことは…


「午後の授業…」

「んー…うん。サボッちゃったね?」


うわぁ…どうしよう…

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