君の安眠枕は私の…!?

「ご、ごめんなさい」


とりあえず、雪田くんに謝罪
予鈴鳴ったら起こすつもりだったのに…

私が寝ちゃったせいで雪田くんまでサボりになってしまった


「ううん。別にいい」


私のせいでサボってしまったのに、責めるどころか何故か嬉しそうな雪田くん


「ねぇ、夢李ちゃん。どーせ授業戻れないんだし…学校抜けよう?」

「え、えぇ?!」


確かに、こんな時間じゃ戻るに戻れないけど…

学校抜けるって…いいの?


「デートしよ?」

「デっ?!」


驚く私を強引に立ち上がらせる
そして、手を握られ連れ出される

私、まだ"うん"って言ってないのに…

そう思いながらも、少しだけワクワクしている自分がいた


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