君の安眠枕は私の…!?
これじゃない…
コンコンと自室の扉が叩かれる
「夢李ー入るよー」
「えっ、桃子?!」
生徒会室を飛び出し、学校の外を放浪したあと帰宅した私
そんな、私に桃子が会いに来たみたいです
「えっと…ごめんね、急に帰って」
「本当、驚いたわよ…はい、忘れ物」
っと、差し出されたのは私の鞄
「ぁ、ごめん、ありがとう」
動揺し過ぎて忘れた鞄
鞄忘れるとか…私、馬鹿だなぁ
「で?雪田と何があったの?」
しっかり床に座り、尋問態勢に入った桃子
まぁ、隠しても仕方がないし…
「う、あのね?」
私は、昼休みのこと、羊に対する気持ち…
全部を桃子に話した