君の安眠枕は私の…！？

「あんの馬鹿…いったい何を考えてんの？」


全部を話し終えると、桃子がつぶやいた


「ねぇ、桃子…私、どうしたらいいんだろう」

「夢李は、どーしたいの？」


私は…どうしたいか


「聞きたい。あの女の子とは…どんな関係なのか。でも、聞いていいのかな？それに…聞いたら…面倒くさい子って思われないかなって…不安」


全てのモヤモヤの原因を知りたい
けど、怖い…

羊に嫉妬深い女の子って思われちゃうかもだし…

何より…その女の子のことが好きだとか言われたら


「でも…怖がってたら元に戻れないよ？嫌なんでしょ？雪田と離れるの」

「うん、嫌だ」

「だったら、勇気出しなさい。一応、"カノジョ"なんだし。聞く権利あると思うよ？」


そう言って、桃子が頭を撫でてくれた