君の安眠枕は私の…!?
「告られて、でもカノジョいるからって断ったのに…また、迫られて」
「それが…さっきの?」
羊が頷く
「俺が、ユメを無理矢理カノジョにしたの知ってて…あんな子よりって言われて」
そこで一瞬押し黙ってから
羊が弱々しく続ける…
「ユメが可哀想だって…言われて。"私の方が雪田くんを満足させられる"って言われて」
で、さっきの光景へと繋がる
「でも、やっぱり…ユメのこと諦められなくて…俺が欲しいのはユメだから」
真っ直ぐ見詰められる
「夢李…」
「よ…ぅ?」
真剣な眼差しで、私の名前を呼ぶ
そして、羊の口が開く
「…別れよう?」
「…え?」