君の安眠枕は私の…!?
「ねぇ、羊?一応、確認なんだけど…」
「ん?何?」
私のことを好きって言ってくれたし、心配するようなことじゃないんだと思うんだけど…
「私の…胸だけ…好きとかじゃ…ないよね?」
「俺…そんなに胸好きに見えるの?」
「いや、だって…あの日、私の胸を枕にしたのがきっかけだし…」
あの日から、胸枕を要求されたりしたから
なんとなく不安になるんだよね?
「あの日、あの時のアレは偶然なんだって。ユメが寝てて、それ見てたら俺も眠くなって、力尽きたのがユメの胸の上だっただけ。…気持ち良かったのはたしかだけど」
最後の言葉は余計だよ…
「俺はユメの雰囲気が好き。ユメの周りの空気が好き。もちろん、ユメの体はどこ触っても気持ちいいから好き。俺は、夢李の全部が好き」
「っーー?!」
もう、恥ずかしくて顔から火が出そうです