君の安眠枕は私の…!?

「あとはねー、俺に大人しく抱っこされてるユメも可愛いから好きだし。それに、照れて真っ赤になってるユメも堪らなく可愛いから好きだしー。それからー…」

「も、もう、いい!分かったからやめてー!」


羞恥で死んじゃう!!


「ふっ…可愛い」

「!!」


真っ赤に火照った頬を羊が撫でる
優しく、愛しそうな眼差し…

そんな瞳がゆっくり迫ってきて…


「…ンッ」


唇に何かが触れる

目の前の羊の瞳は目蓋が降りて閉じられている


「ユメ…キスする時は目閉じるんだよ?」


少し離れた唇から紡がれた言葉で理解する
理解した瞬間…

再び羊が私の唇を奪っていった
…今度はちゃんと目を伏せた



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