Forever LOVE
「優香?ごめんな。いきなり。今いい?」
「えっと・・・今から用事があって・・・」
「急用?」
「いや・・・そーいうわけじゃ・・・」
「もしかして、先輩とデート?」
「う、うんっ・・・・/////」
なんでわかんの?
私ってそんなに顔に出るかな・・・
とにかく大樹とデートだし断らないと。
「だから・・・ごめ「行かせねぇー」
悠馬が私の言葉を遮った。
しかも行かせないって!?
「どーいう意味!?」
「そのままだけど?」
「で、でも約束してるから・・・」
「すっぽかしちゃえよ」
「そ、そんなこと・・・出来ないよ・・・」
「とにかく中入るね」
「えっ!?」
そう言って悠馬は中に入ってしまった。
「優香の部屋とか久々だ~」
そう言ってじろじろ見ちゃってる。
そんなことより!
大樹がまってるよ!
「悠馬?話は今度にして?大樹が駅で待ってるから。」
「行かせねぇーって言っただろ?」
彼が私を見下ろす。
彼の眼は真剣そのもので眼をそらせなかった。