Forever LOVE
Forever LOVE4
[sweet time]
あっという間に大樹の家の前。
「こんな泣き顔でご両親にあって大丈夫かな?」
「あれ?言ってなかった?俺一人暮らしだよ?」
「そーなのー!!」
何それ!ずっと心配してたんだから!
はぁ。心配して損した。
「優香さ?ここに来る意味わかってる?
覚悟できてんの?」
ん?何の覚悟?
私は首をかしげた。
すると大樹がため息をついて言った。
「まぁいいや。優香は分からない方がいいから」
そう言って手を引いて部屋の中に入った。
大樹の部屋はすごくきれいに整理されていて
ホントに男の子の部屋なのか分からなかった。
私の部屋の方が汚いかも・・・
なんて思っていると大樹が飲み物をくれた。
・・・・イチゴオレ
「イチゴオレあったんだ。すごい!」
「優香が来るとき用に買っといたから」
・・・甘い・・・
甘すぎる・・・
そんなカッコいい顔でしぐさで言っちゃだめだよ・・・
私は大樹の顔に見とれてしまった。
「どうかした?」
大樹のその一言で私は我に返った。
このままで大丈夫かな・・・
しっかりしろ!自分!!