Forever LOVE



ビー・・・・・


ドアが閉まると同時に睡魔が襲い


私は眠りについた。





・・・夢を見た・・・





悠馬と付き合っていたころの思い出が


鮮明に蘇ってきた。


真っ白な世界に

閉じ込められているような感覚だった。



目の前には悠馬が立っている・・・


距離は近いのに

手を伸ばしても届かない・・・



「優香。今までありがとう。また会おうな。」

そういって悠馬は消えて行った。


私は動くこともできずただ立ち尽くしていた。


悠馬が見えなくなった時

私は目を覚ました。



・・・泣いている・・・


あんな夢を見て泣いているなんて・・・



「バカみたい・・・」


そういって電車を降りた。

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