作品集・LOVE MELODY
「私…何も知らなくて…」
褒めたつもりで言った言葉を思い出し、凪人に謝った。
「似てるなんて言ってしまって…」
「いいんだ・・・俺にとって遥人は俺の息子。例え、血が繋がってなくてもそう思ってる…コイツの名前を考えたのも俺だし…首の座らないこいつを抱っこしてミルクを飲ませコトもある…」
「凪人…」
「遥人が俺のコトを忘れても…俺はずっと憶えている…遥人と言う息子のコトを…」
「凪人って本当に心優しい人なのね…」
私は凪人に抱きついた。
「お前…酔ってるのか?」
「ううん」
「お前にしては大胆だなっ。でも、嬉しいよ…。こんなコトするの…俺だけにしろよ。他の男には絶対するなっ。麻都香」
「うん」
褒めたつもりで言った言葉を思い出し、凪人に謝った。
「似てるなんて言ってしまって…」
「いいんだ・・・俺にとって遥人は俺の息子。例え、血が繋がってなくてもそう思ってる…コイツの名前を考えたのも俺だし…首の座らないこいつを抱っこしてミルクを飲ませコトもある…」
「凪人…」
「遥人が俺のコトを忘れても…俺はずっと憶えている…遥人と言う息子のコトを…」
「凪人って本当に心優しい人なのね…」
私は凪人に抱きついた。
「お前…酔ってるのか?」
「ううん」
「お前にしては大胆だなっ。でも、嬉しいよ…。こんなコトするの…俺だけにしろよ。他の男には絶対するなっ。麻都香」
「うん」