作品集・LOVE MELODY
「昨日…見たよ…お前と藍染が…抱き合う所」


「・・・」


私たちは夢中になってしまって人の気配など感じなかった。


極上の快楽を貪り合った代償は大きい。


「まさか・・・あの嫌われ者の藍染とデキてるなんて…他の連中が知ればどうなるか?仮にも藍染は既婚者だ。不倫だ…誰かが上に言えば…本社には居られなくなるな…」



「沢田君…あなた?」


「俺の口を止めたかったら…俺と寝ろっ。俺…幼馴染の彼女が居るし…お前と付き合うつもりはない。唯、一度…寝たいだけだ」



沢田君は口止め料の代わりに私の身体を求めて来た。


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