作品集・LOVE MELODY
「・・・沢田と寝ておいて…俺に告白か?大迫」


「私は課長の為に…」


私が言葉を紡ぐ前に課長は私の背中をブラインドに押し付ける。


「その首筋は何だ?上手に隠したつもりか??沢田が付けたんだろ?」


課長は私の首筋のキスマークに気づいていた。


「お前も美也子と同じで…俺の知らない所で裏切るのか?」


「美也子って??」


「女に騙されるのはまっぴらだ!」


課長は私に会議室の鍵を渡して、先に出て行った。


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