作品集・LOVE MELODY
酔って歩けない麻都香を俺はおぶって歩く。


遥人をおんぶして、動物園から駅まで歩いたコトを思い出す。


遥人と違って大きくて、麻都香の胸の膨らみが背中にあたって不埒な欲望を身体に呼び覚ました。


「私…確かに…沢田君と寝ました…」


「えっ!?」

寝てるのかと思っていたのに、麻都香は俺に衝撃な言葉を投げかける。



「課長との仲…皆にバラされたくなくて・・・」


沢田と寝たのは俺の為だって言いたいのか?


「それは…本当か??」


zzz・・・


麻都香のヤツ…寝ながら喋っていたようだ。器用なヤツだ・・・


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