作品集・LOVE MELODY
* * *
二日酔いで頭がズキズキ痛むのか麻都香は辛そうに、寝室から出てきた。
「起きたか?二日酔いの薬、出そうか?」
「ここは課長の部屋ですか?」
「ああ~そうだ」
麻都香をソファーに座らせて、俺はキッチンに立って冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを手にした。
「この子たちが社長の猫ちゃんたちですか?」
「白い猫がキャサリン、三毛猫がマーガレット…」
「えっ!?課長が名づけたんですか?」
「社長が名づけたんだよ…俺がもし、名付け親なら、そんな外人の女性のような名前はつけないよ」
「ですよね」
二日酔いで頭がズキズキ痛むのか麻都香は辛そうに、寝室から出てきた。
「起きたか?二日酔いの薬、出そうか?」
「ここは課長の部屋ですか?」
「ああ~そうだ」
麻都香をソファーに座らせて、俺はキッチンに立って冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを手にした。
「この子たちが社長の猫ちゃんたちですか?」
「白い猫がキャサリン、三毛猫がマーガレット…」
「えっ!?課長が名づけたんですか?」
「社長が名づけたんだよ…俺がもし、名付け親なら、そんな外人の女性のような名前はつけないよ」
「ですよね」