月下の幻 太陽の偽り (仮)
-俺の名はガラフ・レコリダ-

偶然の一致だろうか…でもそれにしては出来すぎていた。

レコリダなんて日本人の私でも解るくらい特殊な名前なのは解る。

そして、神父と言われてみると本当に説得力があった。

あいつの特異な服装は忘れようがない。

神父礼服の上にネイビーのロングコートなんて忘れようがない。

ガラフはクラフトの子孫で、代々続く牧師の家系なのか。

そう考えてはみるが、腑に落ちない。

ガラフ…一体何者なんだろうか。

今までも理解できない存在だったが、いよいよ持って存在が謎になっていく…
< 88 / 127 >

この作品をシェア

pagetop