血も涙もない【短編集】




そして、気付いた時には、朝になっていた。

あまりの眩しさに、目を擦りながら辺りを見渡すと、そこには、ニヤリと口元を吊り上げて笑う殺し屋の姿。ブラウスを着ながら、上目遣いで俺を見る。




え、もしかして……



「協力、してね?」






あー、やっちった。





END





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