追憶の詩 -浮世抄華-


「涼ちゃん!」




庭には沖田さん、平助君、原田さん、永倉さんが居た。




こんなに寒いというのに、彼らはとても元気だ。




「涼の早く来い!雪合戦するぞ!」




原田さんが私を手招きする。




雪合戦…。




寒いのは嫌いな私だけど、雪は好きだ。




参加しない訳にはいかない。






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