追憶の詩 -浮世抄華-


その刹那――。




足が雪で滑り、身体が浮いた。




下を見てみると、そこは池…。




まさか、これは池に落ち――。




バシャーン!!




予想した通り、私は冷たい池の中に落ちた。




―――――――――――


「くっしゅん!」




池に落ちた私は土方さんの手を借り、なんとか池から出た。




今は服を着替え、土方さんの部屋で暖を取っていた。






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